■ ID
| 1309 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 北関東における微小粒子状物質のレセプターモデルと放射性炭素同位体比を組み合わせた発生源寄与率推定
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■ 著者
| 高橋克行
(財)日本環境衛生センター 伏見暁洋
(独)国立環境研究所 森野悠
(独)国立環境研究所 飯島明宏
高崎経済大学 米持真一
埼玉県環境科学国際センター 速水洋
(財)電力中央研究所環境科学研究所 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 田邊潔
(独)国立環境研究所 小林伸治
(独)国立環境研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 大気環境学会誌、Vol.46、No.3、156-163、2011 |
■ 抄録・要旨
| レセプターモデルを用いて炭素成分に注目して微小粒子状物質の発生源推定を行った。2007年夏季に前橋と騎西で行った観測データにCMB法を適用し、10種の発生源による寄与割合の推定を行った結果、元素状炭素(EC)はほとんどがディーゼル自動車排ガス由来、有機炭素(OC)はほとんどが二次生成によるものと推定された。また、ECとOCを化石燃料起源と生物起源に分けると、ECはおおむね化石燃料起源であった。二次生成の有機炭素(SOC)は昼間には化石燃料起源と生物起源がほぼ1:2で存在するが、夜間には都心部からの移流に由来する化石燃料起源の割合が低下していた。また、昼間にはSOCの70%が生物起源であり、SOCの前駆体として生物起源炭素が主要な寄与を持つことが示唆された。
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